こんばんは、しろろです。
皆さんは「自分は育ちがいい」と思いますか。「ごく普通の家庭で育ったので、特別育ちがいいわけではないです。」という方が多いと思います。
「育ち」は生まれ育った環境を指し、自身で変えられないです。一部の特別な人が育ちの良さを手に入れられ、自分とは無縁だと思っていませんか。「育ち」は、その人物の佇まいです。振る舞いや所作を知れば、「育ち」を変えられます。
「育ち」が変わると、周囲の評価や対応が変わります。付き合う人も変わるので、私たちの人生も変わります。
「育ちの良さ」を手に入れることで、上司やクライアントの評価がアップした方もいらっしゃいます。
今回は、下記の本で紹介されている「育ち」が良くなる振る舞いの一部をご紹介します。
- 書籍名:「育ちがいい人」だけが知っていること
- 著者:諏内 えみ
- 出版社:ダイヤモンド社
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
その場にあった振る舞いを選択する
マナーと立場をわきまえ、相手の居心地が良くなるような行動をします。
- ほほえみの表情で相手と接する
- 「笑う」と「真顔」の間の「ほほえみ」の表情を意識します。ほほえみながら話をきけば、相手は安心してくれます。
- 顔見知りでない人にも目礼・会釈をする
- オフィスやマンションの玄関やエレベーターで、知らない人と一緒になることがあると思います。素通りするのではなく、簡単な挨拶をすると相手に好印象を与えます。
- 気遣いのフレーズがすぐに出てくる
- 壇上にいる場合は、「高いところから失礼いたします。」のような一言が重要になります。このようなフレーズの有無で、基本的なマナーや敬う心を理解しているか判断できます。
相手を気遣った行動をする
周りの人のことを考え、+αの行動をします。ちょっとした心配りができるかどうかに、私たちの生き方や育ちが表れます。
- 使った後に、洗面台の周囲を拭く
- 洗面台に水滴や髪の毛が残ってると、清潔感が抜けてしまうためです。洗面台の次の利用者が、気持ちよく利用できるようにしましょう。
- 他の人の椅子も直す
- 会議後に出しっぱなしの椅子を何気なく直す人に、育ちの良さを感じるでしょう。移動中に直せる分だけで差し支えありません。
- エレベーターで、同乗者に「何階ですか」・「どうぞ」と話しかける
- 普段の挨拶(おはようございます等)よりワンステップ上のフレーズです。相手が何階まで行くか分かったら、操作盤を押します。その後、手のしぐさで先にお降りてもらい、夜の時間帯では帰り際に「おやすみなさいませ。」と告げます。
今回示した「相手を気遣う”ちょっとした行動”」で、周囲からの好感度を上げられます。相手と自分の両者が得するので、ぜひ実践していただければと思います。
この著書では”ふるまい”だけでなく、”話し方”、”人間関係”等で「育ちがいい人」が知っていることが紹介されています。
次回以降の記事で、”ふるまい”以外の項目をご紹介できればと考えています。本日もありがとうございました!