こんばんは、しろろです。

昨日は「育ちの良さ」を向上させ、相手からの好感度をアップする”ふるまい”をご紹介しました。

ちょっとした行動により、今からでも「育ち」が良くなることを説明しました。「育ち」が良くなると、他者とのコミュニケーションが円滑になるので、仕事面では昇給・昇格の可能性が上がります。

今回は上記記事で紹介した本から、品のある”話し方”を抜粋してお伝えします。

【対面で話す時】相手に心地よく感じてもらう言葉を選ぶ

「自分の気持ちを的確に表現すること」、「相手の気持ちを察した発言をすること」が重要です。

  • クッション言葉を活用する
    • ストレートな発だとはきつい印象を受けるからです。クッション言葉を話の前に置くと、やわらかく伝わるので、相手が快く受け止めてくれます。「恐れ入りますが」、「失礼かと存じますが」など、クッション言葉のボキャブラリーを増やすことで、育ちが良さを相手に感じてもらえます。
  • 「すみません」はNG
    • 様々な意味(感謝や謝罪など)で取れる言葉で、相手に気持ちが伝わりにくいからです。感謝を表すなら「ありがとうございます。」、謝罪を表すなら「申し訳ございません。」のように、明確に気持ちを伝えられる言葉を選びましょう。
  • 褒められた時は、謙遜せずに素直に受け取る
    • 謙遜しすぎると、相手を否定することになるからです。相手との関係性に合わせ、「ありがとうございます。」「励みになります。」などと伝えると、相手からの印象が良くなります。

【間接的に話す時】相手の都合を考えた内容にする

文章でのやり取りだからこそ、時間や場所など、相手の事情をより考慮する必要があります。表情が見えない分、相手の意図や感情を汲み取りにくいので、注意が必要です。

  • 夜間や休日の連絡にも気遣う
    • 「メールやチャットは何時に送っても良い」と思われていますが、そんな中で気遣いの言葉があると、私たちの品の良さをアピールできます。
  • SNSのコメント欄でマイナスな発言をしない
    • 1日遅れで誕生日のメッセージを送信する時、「1日遅れで、ごめんなさい。おめでとう!」とSNSで送ってはいけないです。このやり取りを見て、私たちを「誕生日を忘れた人」、つまり「相手のことをあまり大切に考えていない人」と、周囲の人は思ってしまうからです。このような連絡は、他者が閲覧できない個別のメッセージで伝えればいいのです。
  • メールやSNSの書き込みは冷静な時に行う
    • 上記のコメントはずっと残るため、内容によっては自身の品格を下げる可能性があります。怒っている時は、攻撃的な文章を書いてしまう恐れがあるので、冷静になってからコメントを書くようにしましょう。

昨日の「ふるまい」、本日の「話し方」も、相手への気遣いを重要視しています。「育ちがいい人だけが知っていること」とは、「相手に配慮した所作や佇まい」だと勉強になりました。

今回取り上げた本に興味がある方は、ぜひご確認をお願いいたします。本日もありがとうございました。皆様のお役に立てていましたら。幸いです。