
しろろ
こんばんは、しろろです。
あなたは「夢」をもっていますか?
仕事面では「社長になる」・「本を出版する」など、プライベート面では「高級焼肉店へ行く」・「ヨーロッパへ行く」といった希望を持つ方がいらっしゃるかと思います。
中には、「夢」をもっていない方もいるかもしれません。
しかし、「夢」を持つことは、人生における目標やモチベーションを高める大切な要素です。
あなたは「夢」を実現するためにやっていることはありますか?
「夢」は思っているだけでは叶いません。目的を達成するため、私たちは行動する必要があります。どのように行動すれば夢を実現できるのでしょうか。
私は水野敬人著の『夢をかなえるゾウ1~4』を読み、「夢」を叶える方法を学びました。
今回は、私たちが「夢」を現実にするためのポイントをお伝えします。
『夢をかなえるゾウ』とは、日本一読まれている自己啓発本である
『夢をかなえるゾウ』はシリーズ累計500万部突破のベストセラーです。
本書は、ゾウの姿をした神様(ガネーシャ)が悩める主人公に“課題”を出し、夢の実現をアシストする内容です。
“課題”とは、歴史上の偉人や成功者が大切にしていた行動・思考を実践することです。
私たちも主人公と一緒に“課題”をこなすことで、夢の実現へ近づけます。
他の自己啓発本とは異なり、『夢をかなえるゾウ』は愉快なキャラクターたちのおかげでコミカルな内容になっており、非常に読みやすいです。
お笑い好きで承認欲求が強いガネーシャや、お金を嫌う貧乏神など、様々なキャラクターが登場します。
難しい本が苦手な方でも楽しみながら自己啓発を学ぶことができるでしょう。
『夢をかなえるゾウ』シリーズには、0~4までの5冊あります。
audiobookの聞き放題プランで1~4は無料で聞けますし、特典として2の後に著者へのインタビューを聞くことができます。
今回は1~4の内容から「夢」を叶える方法をご紹介します。
シリーズ1:人生を変えるには行動するしかない
1の主人公は「人生を変えよう」と思って行動しても三日坊主で終わってしまうビジネスパーソンです。
主人公のように漠然と成功したいと思っていても、行動できていない人は多いと思います。
ガネーシャは主人公に下記のような課題を出します。
- 直帰する
- 決めたことを続けるための環境をつくる
- 夢を楽しく想像する
- 嫌なことがあっても運がいいと口に出して言う
このような課題を実行することで、夢を叶えるために前向きに行動できます。
シリーズ2:人のために行動できる人が成功する
2の主人公は夢を叶えるために会社を辞めたものの成功できないお笑い芸人です。
いざ夢を叶える決心をしても、うまくいくとは限らないですよね。
ガネーシャは主人公に下記のような課題を出します。
- 図書館に行く
- 人の意見を聞いて直す
- 締切を作る
このような課題をこなすことで、人の考えを吸収して自分を変えていけます。
本書では、ガネーシャ以外に貧乏神・釈迦が登場します。貧乏神は下記のような教えを伝えます。
- プレゼントをする
- 他の人が気づいていない長所に気づく
- 自分が困っている時に困っている人を助ける
貧乏神は成功には人のために行動することが大切だと伝えています。お客さんに喜ばれる製品やサービスを提供するから、お金が手に入ります。相手に価値を提供するには、まずは相手を知り、相手の求めるものを与える必要があります。
釈迦の教えも知りたい方は本書をご一読ください。

しろろ
本書では主人公と貧乏神の恋も描かれており、幸せはお金だけじゃないと感じます。
シリーズ3:夢を叶えるためには痛みを乗り越える必要がある
3の主人公は結婚や仕事で夢を見ているOLです。
シリーズ1と近い内容に思えますが、ガネーシャの課題が下記のように過酷です。
- 自分の持ち物で本当に必要なものだけを残し、必要のないものは捨てる
- 苦手な分野のプラス面を見つけて克服する
- 合わない人を褒める
- 自分にとって勇気が必要なことを一個実行してみる
夢を叶えるためとはいえ、自分がしたくないことをするのは辛いです。
例えば、ダイエット中なら痩せた後に何をするかを明確にします。今は着れない細身のオシャレな服を着たい場合、その服を購入して部屋に飾っておけば、ダイエットを頑張れるのではないでしょうか。
詳しい内容は本書をご確認ください。
シリーズ4:命は限りがあるからこそ、「夢をかなえる」か「夢を手放す」を選ぶ必要がある
4の主人公は余命宣告を受けた妻と娘を愛する会社員です。
時間は有限であり、後悔しない人生を送るにはどうすればいいか悩みますよね。
ガネーシャは下記のような課題を出します。
- 健康に良いことを始める
- 人に会ってわだかまりを解く
- 身近な人に感謝の言葉を伝える
- 限界を感じた時にもう一踏ん張りする
上記な「夢をかなえる」ための方法ですが、タイムリミットがくれば夢を達成できず、後悔が残ります。
「夢を手放す」ことができれば、後悔せずに済みます。
「夢を手放す」ため、ガネーシャは下記のような課題を出します。
- 叶えてきた夢を思い出す
- 見る場所を変える
- 相手の背景を想像する
- つながりを意識する時間をもつ
まずは「夢をかなえる」ために努力し、必要に応じて「夢を手放す」選択をすればよいと思います。

しろろ
しろろは涙腺が弱いので、主人公の気持ちを憂い、最初からウルウルしながら本書を読みました。終盤は涙が止まらないです。
今回は、夢を実現するために大切なポイントを紹介しました。
この記事を読んでいただき、「夢をかなえるゾウ」シリーズに興味を持っていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。