- 『夢をかなえるゾウ』シリーズってどんな本?
- 夢はあるけど、何から手をつけていいかわからない…
- 自己啓発本は読み切れないので、結局どう行動すればいいか知りたい!
- 人生を変えたいけど、具体的な行動のヒントがほしい

しろろ
こんにちは、しろろです。
あなたは今、心の中に「夢」を抱いていますか?
「いつか起業して自分のサービスを立ち上げたい」「世界一周旅行を実現したい」「理想の自分になりたい」…。
どんな夢であっても、それを追いかけることは人生を豊かにする大切な原動力になりますよね。

しろろ
でも、「夢はあるけれど、どうすればいいかわからない」「行動しても続かない」と悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか?
かくいう私も、かつては漠然とした夢を抱きながらも、具体的な行動に移せない日々を過ごしていました。
そんな私が人生を変えるヒントを得たのが、水野敬也著の『夢をかなえるゾウ』シリーズです。
この記事では、『夢をかなえるゾウ』シリーズから「夢を実現するための具体的な行動習慣」を、各巻の教えと私の実体験を交えながら深掘りしてご紹介します。
この本を読んだ人も、まだ読んだことがない人も、この記事を読み終える頃には、きっとあなた自身の「夢」に一歩近づくための行動が見えてくるはずです。
『夢をかなえるゾウ』とは?
水野敬也著の『夢をかなえるゾウ』シリーズは、シリーズ累計500万部突破する日本一の自己啓発本です。
このベストセラーは、ゾウの姿をした神様「ガネーシャ」が、悩める主人公に “課題” を出して夢の実現をサポートするというユニークなストーリーで構成されています。
“課題”とは、歴史上の偉人や成功者が大切にしていた行動・思考を実践することです。
私たちも主人公と一緒に“課題”をこなすことで、夢の実現へ近づけます。
他の自己啓発本とは異なり、『夢をかなえるゾウ』は愉快なキャラクターたちのおかげでコミカルな内容になっており、非常に読みやすいです。
お笑い好きで承認欲求が強いガネーシャや、お金を嫌う貧乏神など、様々なキャラクターが登場します。
難しい本が苦手な方でも楽しみながら自己啓発を学ぶことができるでしょう。
シリーズは0巻を含め全5冊。
audiobookの聞き放題プラン(1~4巻)でも手軽に楽しめるので、通勤中や家事の合間など、忙しい日常の中でも気軽に自己啓発を始められます。
今回は、特に私が影響を受けた1~4巻の内容から、夢を叶えるための行動習慣を深掘りしていきましょう。
シリーズ1:行動が人生を変える1
シリーズ1の主人公は「人生を変えよう」と思って行動しても三日坊主で終わってしまうビジネスパーソンです。
主人公のように漠然と成功したいと思っていても、行動できていない人は多いと思います。
ガネーシャは主人公に下記のような課題を出します。
水野敬也著『夢をかなえるゾウ1』
- 直帰する
- 決めたことを続けるための環境をつくる
- 夢を楽しく想像する
- 嫌なことがあっても運がいいと口に出して言う
この主人公はただ成功を夢見るだけではなく、具体的な「行動」の重要性を学びます。
小さな行動の積み重ねが、夢への大きな一歩となるのです。
シリーズ2:人のために行動できる人が成功する2
シリーズ2の主人公は夢を叶えるために会社を辞めたものの成功できないお笑い芸人です。
いざ夢を叶える決心をしても、うまくいくとは限らないですよね。
ガネーシャは主人公に下記のような課題を出します。
水野敬也著『夢をかなえるゾウ2』
- 図書館に行く
- 人の意見を聞いて直す
- 締切を作る
他者の視点やアドバイスを取り入れることで、自己成長と夢実現のヒントを得られます。
また、締め切りを作ることで、集中力と生産性を高めることができます。
本書では、ガネーシャ以外に貧乏神・釈迦が登場します。貧乏神は下記のような教えを伝えます。
水野敬也著『夢をかなえるゾウ2』
- プレゼントをする
- 他の人が気づいていない長所に気づく
- 自分が困っている時に困っている人を助ける
貧乏神は成功には人のために行動することが大切だと伝えています。
お客さんに喜ばれる製品やサービスを提供するから、お金が手に入ります。
相手に価値を提供するには、まずは相手を知り、相手の求めるものを与える必要があります。
釈迦の教えも知りたい方は本書をご一読ください。

しろろ
本書では主人公と貧乏神の恋も描かれており、幸せはお金だけじゃないと感じます。
シリーズ3:夢を叶えるためには痛みを乗り越える必要がある3
シリーズ3の主人公は結婚や仕事で夢を見ているOLです。
シリーズ1と近い内容に思えますが、ガネーシャの課題が下記のように過酷です。
水野敬也著『夢をかなえるゾウ3』
- 自分の持ち物で本当に必要なものだけを残し、必要のないものは捨てる
- 苦手な分野のプラス面を見つけて克服する
- 合わない人を褒める
- 自分にとって勇気が必要なことを一個実行してみる
夢を叶えるためとはいえ、自分がしたくないことをするのは辛いです。
「やりたくないこと」を克服し、苦しみの先に待つ楽しみや成果を具体的にイメージすることで、困難がやがて大きな成長に繋がります。
例えば、ダイエット中なら痩せた後に何をするかを明確にします。
今は着れない細身のオシャレな服を着たい場合、その服を購入して部屋に飾っておけば、ダイエットを頑張れるのではないでしょうか。
詳しい内容は本書をご確認ください。
シリーズ4:命は限りがあるからこそ、「夢をかなえる」か「夢を手放す」を選ぶ必要がある4
4の主人公は余命宣告を受けた妻と娘を愛する会社員です。
時間は有限であり、後悔しない人生を送るにはどうすればいいか悩みますよね。
ガネーシャは下記のような課題を出します。
水野敬也著『夢をかなえるゾウ4』
- 健康に良いことを始める
- 人に会ってわだかまりを解く
- 身近な人に感謝の言葉を伝える
- 限界を感じた時にもう一踏ん張りする
上記の課題を実施することで、最期の時に「〇〇すればよかった…」と思わずに済みます。
しかし、時間は有限であるため、全ての夢を実現できるわけではありません。
したがって、夢に邁進するだけでなく、過去に叶えた夢を振り返ったり、時には手放す判断も必要です。
「夢を手放す」ために、ガネーシャは下記のような課題を出します。
水野敬也著『夢をかなえるゾウ4』
- 叶えてきた夢を思い出す
- 見る場所を変える
- 相手の背景を想像する
- つながりを意識する時間をもつ
まずは「夢をかなえる」ために努力し、必要に応じて「夢を手放す」選択をすればよいと思います。
ガネーシャは、夢を実現するか、または無理なく手放すための「課題」を通して、本当の幸せとは何かを教えてくれます。

しろろ
しろろは涙腺が弱いので、主人公の気持ちを憂い、最初からウルウルしながら本書を読みました。
終盤は涙が止まらないです。
『夢をかなえるゾウ』シリーズを読んで、実践したこと
『夢をかなえるゾウ』シリーズに深く感銘を受けた私は、本に書かれている教えを単なる知識として終わらせず、実生活に積極的に取り入れてみました。
ここでは、私が実際に取り組んで効果を実感した3つの実践例をご紹介します。
「読書は紙」の固定観念を捨て、オーディオブックで「聴く読書」を習慣化
以前の私は「読書は紙の本でなければ」という固定観念にとらわれていました。
しかし、仕事終わりに活字を読むとすぐに眠くなってしまい、なかなか読書を続けられずにいました。
そこで、ガネーシャの「決めたことを続けるための環境をつくる」という教えを思い出し、読書スタイルをaudiobookに切り替えてみました。
通勤中や家事の合間など、隙間時間を「聴く読書」に充てることにしたのです。
結果として、毎週1〜2冊の本を無理なく読めるようになり、さまざまな考え方に触れることで視野が格段に広がったと実感しています。
読書への苦手意識がなくなり、今では新しい知識を得ることが日々の楽しみになっています。
合わない人を褒めてみる
職場に「他人のミスを責める」タイプの人がいて、私は苦手意識を持っていました。
しかし、『夢をかなえるゾウ3』の「合わない人を褒める」という課題を思い出し、「この人の良い面は何だろう?」と考えてみることにしました。
結果として、その人の行動の裏には、「物事をロジカルに分析し、問題点を明確にする能力」があることに気づきました。
単に批判しているのではなく、より良い方向へ導こうとする意識があるのだと理解できました。
この視点により、その人に対する苦手意識が少しずつ薄れ、ストレスも軽減されました。
相手の「良い点」に意識を向けることで、自分の心の持ちようが変わり、人間関係の捉え方も柔軟になると実感しました。
健康に良いことを始める
『夢をかなえるゾウ4』の「健康に良いことを始める」という課題は、日々の生活において最も大切なことだと改めて気づかせてくれました。
そこで、ジムに通い始め、食事にも気を遣うようにしました。
身体を動かすことでストレスが発散され、心身ともに安定するのを実感。
さらに、食事に気を使うことで胃腸の調子がよくなり、体調不良によるストレスも減りました。
心身が健康であることで、仕事にもプライベートにも前向きに取り組めるようになり、結果として日々の充実感が増しました。
これらの経験を通して、『夢をかなえるゾウ』の教えは決して特別なことではなく、日々の小さな行動の積み重ねが、やがて大きな夢の実現に繋がるということを痛感しました。
まとめ
この記事では、水野敬也著のベストセラー『夢をかなえるゾウ』シリーズから、夢を実現するための具体的な行動習慣と、私が実際に体験した変化についてご紹介しました。
『夢をかなえるゾウ』は、ゾウの神様ガネーシャが主人公に「課題」を与え、夢実現をサポートする自己啓発本です。
コミカルな内容でありながらも、夢を叶えるために不可欠なエッセンスが凝縮されています。
各シリーズの教えをまとめると、あなたの夢を現実に変えるための4つの重要な行動原則が見えてきます。
行動力を養う:日々の小さな習慣が大きな成果に繋がる
人のために尽くす:他者に貢献することで成功に近づく
困難を克服する:困難を楽しみに変え、具体的な目標設定で乗り越える
命の有限さと向き合う:限られた時間を意識し、夢を手放す選択肢を知る
夢は、ただ思い描くだけでは現実になりません。
しかし、適切な知識と行動習慣があれば、誰でも夢に近づくことができます。
この記事が、あなたが「夢をかなえるゾウ」の教えに触れ、あなた自身の夢実現へ一歩踏み出す具体的なきっかけとなれば幸いです。
最後に
『夢をかなえるゾウ』は、audiobookでも手軽に楽しめるため、忙しい日常の中でも自己啓発を学ぶ絶好のツールです。
「夢を叶えたいけど、何から始めればいいかわからない」「今の自分を変えたい」と感じているなら、ぜひ一度手に取ってみることをお勧めします。
ガネーシャのユニークな教えが、あなたの背中を押してくれるはずです。
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