記事で解決できる
  • 人間関係ストレスを放置するとどうなる?
  • 適切な相談相手とは?

しろろ

こんにちは、しろろです。

会社の人間関係でこんな悩みはありませんか?

  • 上司との関係がギクシャクしてストレスが溜まっている
  • 同僚からの無視が辛い

上記のようなトラブル解消のため、誰に相談すべきか悩んでいませんか?

実は、相談する相手を間違えると、さらに事態を悪化させる可能性があります。

本記事では「職場の人間関係トラブルの相談相手」をテーマに、信頼できる相手の選び方、相談時の注意点、相談先ごとの特徴まで詳しく解説します。

1. 職場の人間関係ストレスを放置するとどうなる?

対人関係のストレスを溜め込むと、うつを引き起こす可能性があります

特に心を病む場合、3週間後、3ヶ月後で状態が悪くなると言われています。

また、治療が遅れると、症状がさらに悪化し、日常生活に深刻な影響を及ぼす可能性があるとも報告されています。

さらに、ストレスが限界に達した場合の症状やその進行についても、多くの医療専門家が警鐘を鳴らしています。

早期の対応が、心の健康を守る鍵となります。心労を感じているなら、すぐ誰かに相談しましょう。

心を病む人のイラスト(男性)
心を病む人のイラスト(男性)/引用元:いらすとや

2. 会社の人間関係で相談相手を間違えるとどうなる?

間違った相手に相談すると逆効果になる可能性があるにで、どんな相手でも話せばいいというものではありません。

しろろ

六次の隔たり1をご存知でしょうか。

六次の隔たりとは、「5人の仲介者により、6人目で目的の人物に辿り着ける」という理論です。

相談相手が相談内容を職場で漏らし、その内容が5ステップ以上回ると、加害者の耳に入る可能性があります。

結果として、悪い噂が広がり、あなた自身がトラブルの一部になってしまうかもしれません。

信頼できる相手を選ぶことがとても大切です。

3. 適切な相談相手とは?

3-1. まずは「上司」が基本

職場での悩みは、直属の上司に相談するのが最も合理的です。

一般的に、上司は職場内でのトラブル解決に責任を持つ立場にあります。

部下の相談を他の同僚に話すことで、問題がさらに拡大した場合、上司自身の仕事に影響を及ぼします。

そのため、相談内容が外部に漏れる可能性は低いです。

もし、直属の上司が相談内容に耳を貸さなかったり否定的な反応を示す場合は、上の上司や信頼できる管理職に相談するとよいでしょう。

頼れる上司のイラスト(男性)
頼れる上司のイラスト(男性)/引用元:いらすとや

3-2. 上司以外の選択肢(社内)

上司以外にも以下のような相談相手が考えられます。

3-2-1. 職場の健康管理室・産業医

身体的または精神的に不調を感じ始めた時は、職場の健康管理室や産業医の利用を検討しましょう。

産業医は専門的な立場から、休職や業務調整の必要性を判断してくれることもあります。

実際に相談した方の声

産業医の勧めで休職しました。

しっかり休んだおかげで、今では復職して活躍しています。

3-2-2. 職場の労働組合

労働組合とは、労働条件の維持改善などを図る労働者主体の組織です。2

労働条件の改善や、パワハラなどの人権侵害については、会社よりも第三者的立場の労組の方が冷静に対応してくれるケースもあります。

実際に相談した方の声

先輩社員からのパワハラを労働組合に相談しました。

労働組合から会社へ話がいき、パワハラをした先輩が別の部署へ移ることになりました。

3-3. 上司以外の選択肢(社外)

3-3-1. 家族や信頼できる友人

会社以外での悩み相談先としては、家族や友人も有効です。

彼らは常にあなたの味方であり、職場との接点がないため情報が漏れる心配もありません。

悩みを気軽に打ち明けられる点は大きな魅力です。

3-3-2. カウンセリングサービス(EAPなど)

企業によっては、EAP(従業員支援プログラム)3として、外部の専門家による無料カウンセリングを提供している場合があります。

社外の中立な立場のカウンセラーに話すことで、安心して悩みを打ち明けることができます。

3-3-3. 労働相談窓口

都道府県の労働局や労働組合が運営する窓口では、職場でのトラブルやハラスメント、労働環境の改善についての相談を受け付けています。

法的な観点からの助言も受けられるため、深刻なケースでは特に有効です。

厚生労働省の総合労働相談コーナーのご案内4から、窓口を探すことも可能です。

4. 上司以外に相談した時の注意点

ただし、上司以外の方に相談した場合、下記2点に注意が必要です。

・抽象的な解決策にとどまる可能性がある

職場で起きている具体的な問題を、外部の人は客観的に判断しづらい場合があります。

・アドバイスが実情にそぐわない可能性がある

たとえば、家族が転職を勧めたとしても、上司なら部署異動など内情を踏まえた現実的な解決策を提案できるかもしれません。

したがって、悩みの性質に合わせて、誰に相談するのが最適かを見極めることが重要です。

5. まとめ

人間関係の悩みは一人で抱えるより、信頼できる誰かに話すことが解決の第一歩です。

自分の状況に合った相談先を選び、心の負担を少しでも軽くしてくださいね。

適切な相談相手

まずは上司に相談しよう!

上司に相談して解決しない場合は、更に上の管理職に意見を求めましょう。

上司以外に相談したい場合

それぞれの役割と特性を理解し、自分に合った相談先を選びましょう。

あなたの心のモヤモヤが、少しでも軽くなるきっかけになりますように。

6. 最後に

人間関係のトラブルは一人で抱え込まず、適切な相談相手を選んで助けを求めることが大切です。

「誰かに相談なんてできない…」という方もいらっしゃると思いますが、辛い状態が続くと病にかかり、大切な人を悲しませます。

あなたが感じているストレスが早く解消され、心身ともに健やかな日々を取り戻せることを願っています。

上司に相談するほどではないけど、溜まったストレスを解消したい方は下記投稿が役に立つと思います。

この記事を読めば、ストレスを感じる前の自分よりも元気になる方法を知ることができます。

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今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

引き続きよろしくお願いいたします!

【記事の作成に使用したウェブサイト】

  1. ペンギン 人々のつながりを科学するメディア. “【徹底解説】「6次の隔たり」とは?計算例や証明方法、実験内容を分かりやすく紹介”. (参照 2025-06-04). ↩︎
  2. 人事のための情報サイト 人事部バンク. “労働組合とは? 概要やメリット・デメリットについて分かりやすく解説”. (参照 2025-06-07). ↩︎
  3. 日本EAP協会. “国際EAP学会(EAPA)によるEAPの定義”. (参照 2025-06-04). ↩︎
  4. 厚生労働省. “総合労働相談コーナーのご案内”. (参照 2025-06-04). ↩︎

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